「札幌PARCO」50周年、2025年3月1日からキャンペーン始動

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 J.フロント リテイリング(本部・東京都中央区)の完全子会社、パルコ(同・同都渋谷区)が展開する「札幌PARCO」(札幌市中央区南1条西3丁目3)は、2025年8月24日(日)に、開業50周年を迎える。このため、今年をアニバーサリーイヤーと位置付け、同年3月1日(土)から50周年キャンペーンを始める。(写真は、「札幌PARCO」)

「札幌PARCO」は、「池袋PARCO」「渋谷PARCO」に次ぐ3番目の店舗として1975年8月24日に開業した。パルコでは、これを記念して、周年ビジュアルのクリエイティブ・ディレクターに、デザイン集団「NEW」を起用して、メインビジュアル、アザービジュアル、モーショングラフィックを制作した。頭文字の「P」を、数学に用いられる動く点を示す「P」に見立てて、臆することなく変わり続けるPARCOの姿勢を、シンボリックなクリエイティブに落とし込んでいる。50周年を通過点として、「札幌PARCO」が街、文化、人々と呼応して、さまざまな軌跡を描いていく様を表現している。

 エントランスやショーウィンドウに掲出する北海道出身の「絵描き」Lee Izumida氏による「MAKE__BLOOM」の企画として、2025年3月1日から同年3月30日(日)まで、税込み3000円以上買い上げると、本キャンペーンビジュアルを使用したオリジナルポストカード(4月カレンダー入り)を先着者にプレゼントするほか、Lee Izumida氏が描き起こした花と蝶のモチーフを、1マーク200~800円で無印良品サッポロパルコ店で限定販売。3月1日12時~17時には、同氏が来店して、この刺繍の購入者に刺繍位置のアドバイスをする。

 新店舗では、3月7日(金)に、3階にバレエ用品からフィットネスウェアをラインアップした「バレエ・コスメ」がオープン、4月5日(土)には、1階にジェンダーレス、エイジレスなスタイルでファッションの新たな可能性を提案するブランド「Ground Y(グラウンドワイ)」が、国内6店舗目としてオープン。また、春には、4階にスニーカー&アパレル鑑定付きフリマ「CARRYME」が、北海道初出店する。

 3月8日(土)~5月6日(火祝)は、1階「and wanderアウトドア」、3月29日(土)~4月13日(日)はB2階でmikko illustrationsの世界観が感じられるムース、キャミー、ラテ、スフレの大きなぬいぐるみのフォトスポットを用意する。人気のマスコットだけでなく、ポーチ、ヘアクリップ、バッグなどバリエーションのある、アイテムが充実している札幌初開催のPOP UPが展開される。

 3月8日~同月9日(日)は3階特設会場で、カフェ、セレクトストア、水煙草エリア、コワーキングスペースなどさまざまな要素で構成し、新しいライフスタイルを提案するugo POP UP、同時に、カフェと毛糸umemugiもPOP UPを展開する。

 イベントでは、3月8日~4月20日(日)の期間、8階特設店舗で「ちいかわレストラン ドリンクスタジオサッポロ出張所」、7階SPACE7では「ちいかわレイトラン グッズショップ」、4月26日(土)~5月6日は7階SPACE7で、「パンパンくんの日常 EXHIBITION~パンパンくんとオクジのデートは難しい!~」を展開する。

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