国分北海道(本社・札幌市中央区)は2025年1月29日、札幌市中央区のグランメルキュール札幌大通公園で「2025春夏 食品・酒類 総合展示商談会」を開催した。量販店や料飲店、外食の関係者のほか、同社とコラボして、レシピ開発を行っている農業高校の生徒など約1200人が来場した。(写真は、「2025春夏 食品・酒類 総合展示商談会」北海道ゾーンの出入り口)
(写真は、「帯広農業高校」の展示ブース)
会場は、2階と3階に分かれ、2階は北海道ゾーン、業務用デリカ、オリジナル食酒、3階は酒類ゾーン、低温ゾーン、加食ゾーンの構成。国分北海道の開発商品や国分オリジナル商品、留め型商品をはじめ、食品、酒類、低温、菓子、業務用商材、デリカなど約250社と帯広農業高校、静内農業高校、レバンガ北海道、北海道コンサドーレ札幌もブースを設けた。
全体のテーマは、「北海道からの挑戦~食の未来に向けて~」。道産ジンとスープカレーのペアリングや「CHEF-1グランプリ」初代王者、下國伸シェフとのコラボコーナー、北海道メーカーゾーンなどのブースが用意された。国分北海道の諏訪勝巳社長は、「2025年は、第11次長期経営計画の最終年度。今回の展示会に機に、計画の実現に向けて弾みをつけたい」と話した。
また、今回はレシビ開発などでコラボしている農業高校の生徒が、学級単位で会場を訪れるなど、北海道の食に関する産学連携が、着実に浸透していることを印象付けた。