「ラピダス」に沸く千歳市、サンケイビルが駅前の賃貸マンション取得

不動産マーケット情報

「ラピダス」による次世代半導体工場建設で不動産価格が上昇している千歳市だが、サンケイビル(東京本社・東京都千代田区)はこのほど、既存の賃貸マンションを取得した。同社は、首都圏や大阪市内で賃貸マンション事業を展開しており、北海道でも賃貸事業を強化する一環とみられる。(写真は、サンケイビルが取得した千歳市の賃貸マンション「メゾンドロペ」)

 サンケイビルが取得した賃貸マンションは、JR千歳駅に近い幸町6丁目18-2に立地している。千歳郵便局の中央大通を挟んだ向かい側に当たり、マンション名は「メゾンドロペ」。鉄筋コンクリート造9階建て、34戸で2003年2月の竣工した。同社は、2023年12月に前所有者から取得した。

 サンケイビルは、フジサンケイグループの1社。フジサンケイグループの設立に関わり、初代グループ会議議長を務めた故鹿内信隆氏は、夕張郡由仁町出身で北海道との縁がある。同グループは、千歳市に本社を置く道内7空港の運営会社、北海道エアポートの前身、北海道空港の設立にも関わり、同グループは、長く北海道空港の株主だった。サンケイビルは現在、札幌市内や小樽市内でホテル開発を手掛け、札幌パークホテルも所有、国際的な会議やイベントを行うMICE施設への建て替えを検討している。千歳市内の賃貸マンションの取得は、分譲・賃貸レジデンス分野で北海道展開を拡大する一環とみられる。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER