千歳市に「コメダ珈琲店」、北信濃複合商業施設内に年内先行オープン

経済総合

 コメダホールディングス(HD、本社・名古屋市東区)子会社のコメダ(同・同)が展開する「コメダ珈琲店」が、千歳市に進出する。商業施設の集積が予定されているフランスベッド北海道工場跡地の一角に出店するもので、2023年12月のオープンを予定している。(写真は、整備が進んでいるフランスベッド北海道工場跡地)

 出店場所のフランスベッド北海道工場跡地は、千歳市北信濃867-1に位置し、国道36号線と中央大通に挟まれた約1万7335坪(約5万7206㎡)の敷地。この敷地を利用して、「千歳市北信濃複合商業施設」の建設が計画されている。ホームセンターのDCMとスーパーマーケットのダイイチが核店舗になり、専門店や飲食店なども集積する予定になっており、「コメダ珈琲店」はその一環として年内に先行出店する。

「千歳市北信濃複合商業施設」の企画、設計、監理はランドブレイン(本社・札幌市中央区)、主たる施設の建築主はフランスベッド(同・東京都新宿区)、施工は萩原建設工業(同・帯広市)。「コメダ珈琲店」の設計、監理はランドブレイン、事業主はみずほ丸紅リース(同・東京都千代田区)、施工は大和ハウス工業(同・大阪市北区)北海道支社(札幌市東区)。工期は、2023年6月5日から同年11月30日。

 店舗名は「コメダ珈琲店千歳北信濃店」(仮称)、FC(フランチャイズ)運営は、「コメダ珈琲店旭川買物公園通り店」(旭川市)を運営しているトーテム旭川(同)が行う。「コメダ珈琲店」は、街のリビングルームがコンセプト。こだわりの珈琲や人気のシロノワール(ふんわり焼いたデニッシュパンにたっぷりのソフトクリームをトッピングしたもの)などを提供、グループ全体(おかげ庵など含む)で国内1000店舗(2023年7月現在)を展開している。

 北海道では、札幌市10店舗のほか江別市、苫小牧市、函館市、北斗市、釧路郡釧路町、旭川市、北見市、帯広市、小樽市に各1店舗の計19店舗を展開、9月には「旭川旭神店」(旭川市、運営は旭川第一興商)が開店し、「千歳北信濃店」は道内21店舗目としてオープンする。

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