札幌ラーメン「味の時計台」を展開している時計台観光(本社・札幌市中央区)は、12月16日(金)に北海道初進出となる、サバの旨味をラーメンで味わう「サバ6製麺所」をオープンさせる。(写真は、「サバ6製麺所」のブランド転換工事が始まった「アジトケ美香保店」)
「サバ6製麺所」のサバ醤油ラーメンは、鶏ガラベースのスープに甘みのある醤油ベースのタレとサバ節を加えたもので、甘みの中にも魚介風味が漂う味わいが特徴。魚介系スープのラーメンは多いが、サバ節を用いたラーメンはこれまでになかった。
時計台観光のグループ会社で関東圏を中心に横浜家系ラーメン「魂心家」を展開しているトイダック(本社・神奈川県大和市)は、「サバ6製麺所」の運営会社と協力関係を構築、11月7日にトイダックが展開する「サバ6製麺所」の1号店となる「中目黒店」(東京都目黒区東山1丁目4-13、ASA東山ビル1階)がオープンしている。
こうした中で、トイダックのグループ会社である時計台観光も「サバ6製麺所」を北海道で試験的に出店することになった。 出店場所は、札幌市東区北23条東7丁目2-25の東8丁目篠路通沿い。元々同社の「味の時計台美香保店」だった店舗を利用する。同店は、昨年11月19日に札幌とんこつラーメン「アジトケ美香保店」にブランド転換したが、同店は11月27日に閉店しており、今度は「サバ6製麺所」に転換する。
時計台観光は、今年10月7日に「濃魂タンメン かみもり」の北海道1号店となる「北栄」(札幌市東区北48条東8丁目2—1)を「味の時計台」からのブランド転換で出店するなど、北海道にないラーメンブランドのチャレンジ導入を積極的に行っている。「サバ6製麺所」もその一環で、今後もチャレンジ導入を強化していく。
※2022年11月30日記事一部修正しています。