札幌ラーメン「味の時計台」を展開している時計台観光(本社・札幌市中央区)は、札幌市内にサバの旨味をラーメンで味わう「サバ6製麺所」の2店舗目となる「南郷店」(仮称)を2023年12月中旬にオープンさせる。(写真は、仮称「サバ6製麺所南郷店」の出店場所)
「サバ6製麺所」のサバ醤油ラーメンは、鶏ガラベースのスープに甘みのある醤油ベースのタレとサバ節を加えたもので、甘みの中にも魚介風味が漂う味わいが特徴。魚介系スープのラーメンは多いが、サバ節を用いたラーメンはあまりないという。
時計台観光の関係会社で、関東圏を中心に横浜家系ラーメン「魂心家」を展開しているトイダック(本社・神奈川県大和市)が、「サバ6製麺所」の運営企業と協力関係を構築。2022年11月にトイダックによる「サバ6製麺所」1号店となる「中目黒店」(東京都目黒区)がオープン。その流れに沿って、時計台観光は2022年12月に「サバ6製麺所美香保店」(札幌市東区)を出店した。
今回、時計台観光は「サバ製麺所」の札幌2号店となる「南郷店」(仮称)を出店することにした。出店場所は、北海道中央バス(本社・小樽市)がフランチャイズ(FC)運営してきた「はなまるうどん札幌南郷店」跡(白石区南郷通14丁目北3-4)。同店は、FC契約期間終了で2023年3月20日に閉店しており、「サバ6製麺所」は後継店舗として、居抜きリニューアル出店する。同じ敷地内には、北海道中央バスが運営する湯めごこち「南郷の湯」とサービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク南郷」(60戸)がある。