ドラッグストアチェーンのココカラファイン(本社・横浜市)の100%子会社であるスズラン薬局(本社・小樽市)は、2013年1月下旬、札幌狸小路商店街に「ココカラファイン狸小路店」を出店する。道内で「ココカラファイン」のストアネームが付いたドラックストアは今年12月にオープンする函館美原店に続いて2店舗目。
ココカラファインは、昨年8月、旭川の調剤薬局を運営するメディカルインデックスの全株を取得するとともに10月にはスズラン薬局を完全子会社化して北海道の地盤を築いた。
ココカラファインは、北海道の2社を傘下に収める前の同年6月には旧丸井今井旭川店跡のフィール旭川内にグループ会社のセイジョー(本社・横浜市)がセイジョーブランドのドラッグストア2店舗を開業している。
一連の出店や買収によって、ココカラファイングループの道内店舗はドラッグストア25店舗(うち併設含む調剤取扱い15店舗)、単独調剤薬局3店舗になった。
道内には、これまで「ココカラファイン」のストアネームのドラッグストアはなかったが、スズラン薬局が今年12月に函館美原地区に1号店を出店、来年1月下旬には2号店を札幌狸小路商店街に出店することになった。
札幌狸小路店は、中央区南3西1で狸小路商店街の東端になる。狸小路商店街にはサンドラッグ(本社・東京都府中市)、コクミン(本社・大阪市)、マツモトキヨシ(本社・千葉県松戸市)がドラッグストアを展開しておりココカラファインがオープンすることで道外に基盤を置くドラックチェーンが顔を揃えることになる。
なお、スズラン薬局は来年4月から社名をココカラファインヘルスケアに変更する。