アークスグループが新年名刺交換会

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 アークス(本社・札幌市中央区)は5日、札幌市中央区の札幌パークホテルで「アークスグループ新年名刺交換会」を開催した。メーカーや卸、金融、証券関係者など約1350人が参加、新年の顔合わせをした。IMG_0182(写真は、新年名刺交換会でイオンに言及するアークス横山清社長)

 アークスの横山清社長が冒頭、「私は5月に83歳になるが、心身ともに健全なので後ろは振り返らず、前を見てひたすら走る年にする」と挨拶。さらに「アークスグループは、この2年間、店舗の改装や改修、システム導入などバックヤードの整備をして激変するシンギュラリティ時代(技術的特異点)に備えてきた」と話したうえで、2018年2月決算期に言及、「なかなか大変だったが、12月のギリギリのところで頑張り、何とか追いついて増収になり(利益面でも)業界の先頭を走る体制で行けるだろう」とした。

 昨年12月にイオングループが中期計画を発表して地方の食品シェアを上げることに言及、具体例として北海道・東北のアークスを引き合いに出したことに触れ、「はっきりと宣戦布告されたようなもの。(イオンが)『もっと頑張れよ』と言ってくれたと思い心を新たにした」と結んだ。

IMG_0192(写真は、乾杯の音頭を取る大輪会会長の大丸・藤井敬一社長)

 続いて、アークスグループ取引先の親睦団体、大輪会会長の大丸・藤井敬一社長が登壇。「アークスは、大規模なシステム開発、統合に向けて動いているが、今年の秋には稼働と聞いている。我々、取引先のシステムと繋がることが大事で、我々のスキルを上げることも今年の大きなテーマ」と述べ、乾杯の音頭を取った。
 その後、懇談に移りグループ各社のトップと名刺交換しようと取引先関係者の長蛇の列ができた。

IMG_0207(写真は、中締めの挨拶をする三菱食品・中川英二常務執行役員北海道支社長)

 中締めの挨拶に立った三菱食品・中川英二常務執行役員北海道支社長は、「アークスグループは、横山社長を中心に経営陣がしっかりと先を見据えた手を着々と打っている。昨年発表したトランスフォーメーションプログラムが今年稼働すると伺っており、私共取引先グループもアークスグループの取り組みをしっかりとフォローして支える」と話していた。

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