一般社団法人北海道ファシリティマネジメント協会(略称・HFMA)は、6日・7日の2日間、札幌市北区の北海道大学工学部で2017年度認定ファシリティマネジャー(FMマネジャー)資格試験に向けた実力養成講座を開催した。(写真は、認定FMマネジャー資格試験に向けた実力養成講座を受講する受験生たち)
認定FMマネジャー資格試験は、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(略称・JFMA)、一般社団法人ニューオフィス推進協会、公益社団法人ロングライフビル推進協会の3団体が協力して1997年度から実施している。
FMマネジャーとは、企業・団体など組織体の全施設及び環境(ファシリティ)を経営的視点から総合的に企画、管理、活用する経営管理活動に関わる専門家のことで、2017年3月現在で認定FMマネジャーは全国で6645人(うち北海道は298人)。
道内の受験生を対象にした実力養成講座には31人が参加、2日間のカリキュラムに熱心に取り組んだ。
「FMの目標管理」をテーマに講義を受け持った松岡利昌・MRI松岡総合研究所代表取締役(JFMA理事、日本オフィス学会会長)は、「ガイドブックには最初に大事なことが書いてある。読み方のパターンを覚えれば資格試験に合格しやすい」などと実践的な攻略法のヒントも話していた。
本試験は、7月9日に行われ、道内は札幌市中央区の札幌商工会議所会議室が試験会場になる。