東日本大震災で被害を受けた東北地域の障害者施設で作られた様々な授産製品を集めて販売する「がんばれ東北!障がい者施設・授産製品応援フェア」が18、19日の2日間、アリオ札幌(札幌市東区北9条東7丁目)で行われている。被害を受けた障害者施設で作られた授産製品は、スーパーなどの販売先が被災したことによって販売機会が減少し施設を利用している障害者の賃金にも影響。今回の売上げは全額が施設に還元される。(写真はアリオ札幌の会場)
主催は道、北海道社会福祉協議会(障がい者就労支援センター)、イトーヨーカドーアリオ札幌店。岩手、宮城、福島など48ヵ所の施設で作られた製品を販売。ご当地名産の「油麩」や宮城県登米名物の「油麩丼」、「食べるラー油」などの食品類や手工芸品、木工製品など300点が揃っている。福島第一原発に近い南相馬市の自立研修所ビーンズは「さをり織りしおり」を出展している。販売されている製品は、いずれも施設で障害者が丁寧に作った製品でパッケージなども工夫されており購買意欲をかきたてそうだ。19日(金)は18時まで行われている。