一般社団法人美唄青年会議所(三浦昌亨理事長)は21日、道道美唄富良野線の東美唄トンネル工事の現場見学会を開催した。同会議所メンバーら約20人が参加、掘削最前部の切羽(きりは)の状況などについて工事責任者から説明を受けた。IMG_5001(写真は、東美唄トンネルの現場見学会に参加した美唄青年会議所のメンバー)

 東美唄トンネルは、道道美唄富良野線の美唄市側と芦別市側を結ぶ642mのトンネル。工事は今年1月から始まり、現在442mまで掘削が終了、進捗率は69%。トンネルは、岩に穴を開けて爆薬を入れて爆発させ、崩した岩を外に出し鉄の枠を立ててコンクリートを吹き付けるNATM(ナトム)工法で施工している。

 東美唄トンネル工事作業所の小林等所長は、「爆破して岩を取り除きコンクリートを吹き付けるワンサイクルで1・2m進みます。このサイクルを4~6回繰り返すので、1日で5~7m掘り進むことができます」と説明。現在の進捗率からいけば10月末には貫通するという。また、23日からトンネル内面に覆工コンクリートを打設することになっており、トンネルの完成は来年1~2月ころになる。参加したメンバーは、切羽まで歩き、沢地の直下のため湧水が壁面に沿って流れ落ちる状況なども見学した。
IMG_4994(写真は、東美唄トンネルの内部)

 トンネル工事には約50人が従事し、24時間作業を行っている。付近は電波が届かないため携帯電話は使えないが、現場の安全を徹底するためWiーFi環境を自前で整備しているほか、監視カメラによるリアルタイムの映像で安全確保を徹底している。

 小林所長は、「これまでは泥岩が多くて掘削も順調でしたが、これからは不安定な地層になるため難関が待ち受けています」と話していた。東美唄トンネルは、岩田地崎建設・中山組・岸本組のJVが施工を担当している。


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