JR函館駅近くにある中華料理「星龍軒」が28日で閉店する。看板メニューは塩ラーメン。道内外から多くの人たちが訪れ、毎日行列ができるお店。閉店は店主の健康状態ということだが、多くの人たちが閉店を惜しんでいる。(写真は、函館市若松町の中華料理「星龍軒」)
「星龍軒」は、函館市若松町7で1951年に開店、今年で67年目。ラーメン店ではなく中華料理店ながら看板メニューになっているのは、あっさりした塩ラーメン。現在でも値段は580円(税込)と割安で、函館市民はもちろん道内外からこの味を求めて多くの人たちがやってくる。(写真は、名物の塩ラーメン)
「ミシュランガイド北海道2012特別版」で☆は獲得していないもののビブグルマンに認定されている。ビブグルマンとは、コストパフォーマンスの高い食事を提供するお店で、函館市内ではそば、日本料理、寿司など11店とともに選ばれた。星龍軒のホームページでは、「また、いつか何処かで……」と書かれているが、閉店後に移転して再開することはないという。