北海道のイオングループは、電子マネー「はこだてWAON」の利用金額の一部約223万円を函館市に寄付した。市は子育て支援事業に利用する。S0087869(写真は、北海道のイオングループによる函館市への寄付金贈呈式。左からイオン北海道星野三郎社長、函館市工藤壽樹市長、マックスバリュ北海道出戸信成社長、ワオン君=マックスバリュ北海道提供)

 函館市とイオン(本社・千葉市美浜区)は、2014年10月に「協働のまちづくりに関する協定」を締結、双方が持つ資源を有効に活用してまちづくりに協働で取り組む活動を進めている。
 その一環として同年同月からご当地電子マネー「はこだてWAON」を発行、このWAONカードをイオングループ各店やWAON加盟店で使うと利用金額の一部が函館市に寄付される仕組みになっている。

 16年3月から17年2月までの利用で集まったのは223万1458円(マックスバリュ北海道56万8333円、イオン北海道80万6445円、ダイエー85万6680円)。

 22日午後、函館市役所8階大会議室でマックスバリュ北海道の出戸信成社長、イオン北海道の星野三郎社長が函館市の工藤壽樹市長に寄付金の目録を贈呈、工藤市長は感謝状をそれぞれ手渡した。今回の寄付金は、子育て応援ハンドブック「すくすく手帳」の発行や児童館の備品整備に活用される。なお、「はこだてWAON」の発行枚数は17年7月末で約3万9000枚。


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