札幌・地下鉄乗り換え通路の鉄柵11月撤去 チカホの回遊性向上

社会・文化

 札幌市営地下鉄東豊線と南北線の「さっぽろ駅」を繋ぐ乗り換え用地下コンコースに設置されている檻のような鉄柵が今年11月に撤去される。自動改札機が乗り換え用に対応できるようになるためで、檻の撤去で人の流れが大きく変わることになりそうだ。IMG_1945 (2)
IMG_1946 (2)(東豊線と南北線のさっぽろ駅を繋ぐ地下コンコースの鉄柵は延々と続く=写真)

 東豊線と南北線の「さっぽろ駅」(JR札幌駅と区別するために地下鉄はひらがな表記)を繋ぐ約300mの地下コンコースには東豊線が開業した1988年以来、共用部と隔離するため鉄柵が設置されている。東豊線や南北線から乗り換える際には、この鉄柵に囲まれた通路を通らなければならなかった。南北線より東豊線は地下深く通っているため、通路は緩やかな坂が延々と続ている。

 鉄柵によって札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)出入り口付近では動線が西側に集中、いわば片側通行状態だった。今回、自動改札機のシステムを変更して切符や「サピカ」が乗り換え対応できるようになるため、11月に鉄策が撤去される。これによってJR札幌駅地下からチカホに繋がる動線は両側通行ができるようになり、人の流れがスムーズになる。

 東豊線と南北線の連絡用地下コンコースに接続している地上の建物は、さっぽろ東急百貨店と旧札幌西武、それに2011年10月に竣工した日通札幌ビルの3つの建物だけ。ご承知のように旧札幌西武は09年9月末に閉店し、現在接続口は閉鎖されたままだ。
 鉄柵の撤去によって人の流れが変われば、チカホから東急百貨店への回遊性も格段に向上することになりそう。

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