セイコーマート(本社・札幌市)の社員がサンタクロースになって児童福祉施設の子供たちにクリスマスケーキをプレゼントする催しが19日、札幌市北区の興正学園で行われた。1歳から4歳まで6人の子供たちが代表して参加、サンタからクリスマスケーキを受け取ると「ありがとう」と愛らしい声で答えていた。(写真は、セイコーマート社員が扮したサンタからクリスマスケーキを受け取る子供=2014年12月19日午前、札幌市北区新琴似の興正学園で)
興正学園は1歳から18歳まで66人が入る児童福祉施設。この日は代表して6人が集会室に集まり、「サンタさ~ん」と子供たちが大きな声で呼ぶとサンタが登場。サンタは「今年1年いい子にしていたかい!?」と言いながらクリクマスケーキとお菓子の詰め合わせセットをプレゼントした。お菓子セットを受け取った子供たちは、「ありがとう」と答え、サンタのヒゲを珍しいそうに触ったりしていた。
(お菓子セットをプレゼントされる子供たち=写真、同所で)
セイコーマートがクリスマスを前に、児童福祉施設の子供たちにケーキや菓子セットのプレゼントを始めたのは2002年から。当初は、札幌市内と近郊を対象にしていたが08年から全道の施設に範囲を広げた。
今年は、93の施設を対象に入所している約5300人にケーキ約680個、お菓子の詰め合わせセット約4700個がプレゼントされた。なお、ケーキは、セイコーマートのグループ会社が製造しているオリジナルで直径21㎝の7号。ホイップクリームといちごプレザーブをサンドしている。市販価格は3800円。