コンビニエンスストアの顧客満足度で「セイコーマート」が、6年連続で1位を獲得した。道民のみならず全国のファンが抱く「セコマ愛」を裏付けした格好だ。(写真は、2022年1月27日にオープンした滝川市の「セイコーマート江部乙店」)

 公益財団法人日本生産性本部(本部・東京都千代田区)サービス産業生産性協議会が、2月22日に発表した2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果によるもので、10業種中のコンビニ部門で「セイコーマート」はスコア76・5獲得、2位の「セブンーイレブン」は68・7だった。

 この調査は、2021年12月8日から同月17日までインターネットで行われ、コンビニ部門は1ヵ月以内に2回以上利用する400人が約110問に1企業・1ブランドのみ回答したものをまとめた。「セイコーマート」は、顧客期待69・5、知覚品質72・3、知覚価値74・5、顧客満足76・5、推奨意向68・2、ロイヤルティ70・9のスコアで、6指標ともにトップだった。トータルの顧客満足度は、「セイコーマート」76・5、「セブン―イレブン」68・7、「ミニストップ」68・4となった。ランキング対象は、3ブランドのほかに「デイリーヤマザキ」、「ファミリーマート」、「ローソン」の3ブランド。
「セイコーマート」のスコアは、2019年度以降横ばいで、「セブンーイレブン」、「ミニストップ」は2019年度から2020年度にかけてスコアが上昇したが、2021年度は低下した。6年連続で顧客満足度首位を確保した「セイコーマート」、全国に広がる「セコマ愛」を裏付ける結果となった。

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