セコマ(本社・札幌市中央区)は12月22日、道内129ヵ所の児童福祉施設・特別支援学校に通う約4800人に、サンタクロースに扮したセコマ社員が、クリスマスケーキを約850個をプレゼントした。
(写真は、北海道札幌養護学校で行われたクリスマスケーキのプレゼント)

 セコマは、この取り組みを2002年から始めており、今年で21回目。今回の贈呈先は、札幌や札幌近郊、函館、室蘭、苫小牧、旭川、帯広、北見、釧路など北海道内の児童養護施設・特別支援学校129ヵ所。贈呈したのは、セコマのクリスマスケーキ5号(直径15cm、いちご5個別添)。北海道産生クリームのホイップを使用したふわっと、柔らかな口どけが特徴の生クリームケーキ。ピーチの果肉をサンドしている。8%税込み価格は2700円。

 この日、札幌市厚別区厚別町山本751-206にある北海道札幌養護学校では、サンタ姿のセコマ社員が「メリークリスマス」と声を出しながら集会室に登場。待ち構えていた生徒4人が歓声を上げると、サンタは一人ひとりにケーキを手渡した。生徒の一人が「ありがとう」とお礼の言葉を述べ、生徒たちは作った小さなぬいぐるみをサンタにプレゼントした。サンタは、「仲良くおいしく食べてね」と手を振って次のプレゼント先に向かった。

 北海道札幌養護学校では、コロナ禍で2年間は玄関先でサンタからケーキを受け取っていたが、今年は3年ぶりに集会室を使って手渡しで行われた。同校には小学部から高等部まで210人が通学しており、33個がプレゼントされた。なお、セコマが、2002年からこれまで取り組んできたクリスマスケーキのプレゼントは累計1万1636個で、延べ7万7983人に配られた。



31人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。