北方ジャーナル2026年7月号本日発売! 今月のトップ記事は、「道新不同意わいせつ 被害者は自社の女性記者」

マスコミ

「北方ジャーナル」2026年7月号が、今日から店頭に並んだ。今月のトップ記事は、「道新不同意わいせつ 被害者は自社の女性記者」。地元ブロック紙でまたしても発覚した、無視できない不祥事。現職の男性記者が起こした不同意わいせつ事件を伝える記事で、北海道新聞はわいせつ行為の被害者が自社の女性記者である事実を伏せて報道した。加害者への社内処分が不自然に軽い制裁だったことも明かされず、社のコメントでは読者や被害者への謝罪が不在。なによりも女性社員の人権や安心・安全の担保が優先されるべきだ。(画像は、北方ジャーナル7月号の表紙)

 本誌前号で報告した、ヒグマ駆除ハンターの猟銃「廃棄」問題の続報も掲載している。この銃を管理していた捜査機関は、同号発売直前の5月中旬に改めてハンターの代理人へ経緯を説明する場を設け、のちには地元報道の取材にも応じることになった。廃棄処分は飽くまで適正で、手続きに問題はなかったとの説明。当事者のハンターはこれに納得できず、もとより廃棄の目的が理解できないと訴える。「そもそも、なぜ銃の処分に同意させる必要があったのか」──。

 かねてから本誌が一石を投じている再エネ開発。オホーツク海側と日本海側の分水嶺に位置する上紋峠の周辺に計画された、国内最大規模の風力発電所の建設事業。さる4月中旬には事業者側が滝上町内で法定説明会を開催し、今年9月には環境影響評価(アセスメント)手続きの第一段階となる「配慮書」の公表が予定されている。多くの道民が知らないまま既成事実が蓄積される中で、上川管内士別市ではどんな動きがあるのか──。取材を進めると、関係者から市民や行政、議会などに対する情報開示がほとんどなされず、関心が広がらない状況が伝わってきた。この計画に批判的な渡辺英次市長にもインタビューし、事業の問題点を探った。

 早ければ本年初頭にも解決をみるはずだった争いの結着が、またしても遠ざかった。釧路日赤病院の新人看護師が、医師によるハラスメント被害を訴えて自ら命を絶った事件。遺族が起こした裁判で、原告と病院側との和解協議が物別れに終わることとなった。裁判所が提示した和解案を被告の日本赤十字社が受け入れなかったことで、争いの長期化は必至。引き続きの闘いを余儀なくされた遺族は、改めて「職場に安全・安心を」と、医療現場のハラスメント防止を訴えている。

 このほか、5月16日に亡くなった堀達也元知事の素顔をゆかりある6人に訊いた追悼特集、指定管理者が交代し今後が期待される「羽幌温泉サンセットプラザ」にフォーカスした地域レポート、衰退する銭湯の復活に奔走する札幌の「銭湯女子」へのインタビューもオススメ。道内の事件、話題が詰まった北方ジャーナル7月号のお買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンなどでも購入可能。北方ジャーナルへの問い合わせや注文などは、右側下にある同誌のバナーをクリック。

※7月号主要コンテンツ
【報道】
■書類送検の「道新記者不同意わいせつ」で新事実 被害者は自社の女性記者
■狩人、銃を奪われる(15)──続く受難、猟銃廃棄の検察が「適正」主張
■釧路日赤病院の看護師自殺めぐる裁判で遺族との和解協議が決裂し
■上紋峠の周辺で進む大規模風発を追う(3)──士別市長も事業計画を疑問視
■釧路市のメガソーラー問題をテーマに佐々木邦夫氏が石狩市で講演
■休館を余儀なくされた「道の駅あかいがわ」が目指す8月からの再オープン

【ニュース】
■元職含め自衛官5人証人尋問へ パワハラ裁判で原告に追い風か
■原告側が「待機時間」実態を調査 トラック過労訴訟で証拠提出へ
■紛失の『引継簿』誤廃棄されたか 弟子屈署の不祥事で道警が回答
■函館寅沢地区の風車建設に反対する住民団体が「市民フォーラム」を開催

【追悼】─堀達也元知事 ゆかりある6人が語る「素顔の堀さん」
■自主・自律目指し困難な2期8年を駆け抜けた道産子知事

【シリーズ・住宅不動産情報】(42)──札幌市内マンション計画マップ
■マンション市況は弱含みでも活況 東急不動産はススキノにタワマン

【寄稿】──寿都発・ひとりの町民の闘い(後篇)──元同町在住・田原 誠
■核のゴミ誘致のまちで多選町長が招いた「行政と社福との歪んだ関係」

【緊急提言】──㈱あかりみらい代表取締役 越智文雄 氏
■「建設談合」の闇─北海道新幹線から自治体LEDまで─

【企業】──北海道彌生HDが静内農業高校の厩舎建替を支援
■軽種馬生産の実習施設を新築へ 若者の未来に貢献する寄付事業

【地域】──指定管理者交代で変わる「羽幌温泉サンセットプラザ」
■地域活性化の拠点としてセントラルリーシングシステムがテコ入れ

【医療】──「第19回札幌ハートセミナー」開催報告
■低侵襲治療でさらなる進化を遂げる札幌心臓血管クリニック

【医療】──北海道整形外科記念病院の新理事長・近藤真医師に訊く
■治験で新薬開発に貢献しチーム医療で最善の治療を提供

【金融】──夏のボーナス特集・資産形成のグッドタイミングを生かせ
■「日経平均7万円超え」が間近に 就職氷河期世代も乗り遅れるな

【人物】──「札幌の銭湯女子」大沼有加さんに訊く
■勤務先「奥の湯」で朝風呂を企画 若い世代に銭湯文化を伝えたい

【長期連載】
●ルポ「ひきこもり」(130)──ひとりの女性ピアスタッフの歩みから(前編)
●戦争遺産をめぐる旅(126)──日本の戦後を照らし出す横田基地とアメリカンハウス

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