北海道新聞社(本社・札幌市中央区)の2026年3月期決算は、売上高365億6100万円、営業利益13億400万円、経常利益22億9100万円になり、前期比2・0%の減収、29・6%の営業増益、18・9%の経常増益になった。売上高は減少したが、費用の減少で営業利益、経常利益は2期連続で増益になった。
(写真は、道新本社)
部数減と広告離れによって売り上げの減少傾向は続いているが、2024年6月の購読料値上げが奏功して購読料収入は増収となったほか、「あさひかわ菓子博」などのイベントが好調で事業収入も増えた。また、2度の国政選挙が売り上げに寄与、道新デジタルの有料会員数も伸び、全体として2%の減少にとどまった。
費用面では、年金資産運用が好調で、退職給付費用を含めた人件費が減少、部数減に伴って用紙費も減少した。一方で事業費開催費用や部数獲得のための営業費の増加、新社屋の減価償却負担が増えたが、全体では10億円減少して利益を押し上げた。
2027年3月期は、売上高360億2800万円、営業利益1億7100万円、経常利益9億7800万円と2026年3月期比4・5%の減収、86・9%の営業減益、57・4%の経常減益を予想している。


































