11月17日に開業したJR苗穂新駅の北口にかねて計画されていた病院建設が2019年3月ころから開始される。(写真は、医療法人社団我汝会さっぽろ病院の建設予定地)

 建設される病院は、我汝会さっぽろ病院(仮称)で、苗穂新駅北口に広がる約6060坪(2ha=2万㎡)のうち東側約2040坪(6733・72㎡)の敷地内。この敷地のうち約631坪(2085・38㎡)を利用して鉄筋コンクリート造の地下1階、地上5階建ての病院1棟を建設する。延べ床面積は約2118坪(6991・49㎡)。建物の高さは19・80m。

 建築主は、医療法人社団我汝会さっぽろ病院(札幌市東区)、設計、監理はアトリエブンク(同市中央区)、施工は未定。我汝会さっぽろ病院は現在、東区北24東1で整形外科、リハビリテーション科、麻酔科を診療科目とした病床数50床の病院を運営しているが、新病院竣工後に移転する。

 西側の約4020坪(約1万3200㎡)の敷地には、タワーマンション、サ高住、商業施設が建設される予定。既にタワーマンションの建設が進んでおり、20年には地下1階、地上27階建て、300戸のマンションが竣工予定。JR北海道(本社・札幌市中央区)、大京(同・東京都渋谷区)、住友不動産(同・同都新宿区)の3社が販売する。
 苗穂新駅の北口は、ショッピングセンター「アリオ札幌」に近く、病院建設やタワーマンション開発で数年後には大きく変貌することになる。



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