夏、札幌は病院の新築移転ラッシュ

医療関係

 札幌市内で今夏、移転新築の病院が相次いで診療を開始する。「恵佑会札幌病院」、「仁楡会病院」、「札幌南徳洲会病院」の3病院がそれで、いずれも最新設備を備えた新病院になる。(写真は、8月に移転開院する「恵佑会札幌病院」)

 社会医療法人恵佑会(札幌市白石区、鈴木康弘理事長)が、2019年春から札幌市白石区本通9丁目南29番で進めていた「恵佑会札幌病院」の移転新築工事が完了、8月に新病院が開院する。
 新しい「恵佑会札幌病院」は、NTT東日本の元所有地で、07年に住友不動産が取得し、14年5月末に同社が恵佑会に売却した約5300坪(1万7523・49㎡)の敷地を利用して新築された。建築面積は、約2212坪(約7300㎡)、建物は鉄骨造の耐火建築物で地上7階建て、延べ床面積は約8485坪(約2万8000㎡)、建物の高さは、30・96m。設計、監理は伊藤組土建一級建築士事務所(札幌市中央区)、施工は伊藤組土建(同)。

 8月の開院に伴って、現在の病院(白石区本通14丁目北)は閉鎖されるが、今後の利用については未定。また、12年に本通13丁目北に開設した「恵佑会第2病院」は診療を続ける。「恵佑会札幌病院」は、「地域がん診療連携拠点病院」で診療科は、消化器外科、呼吸器・乳腺外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科など14科1室。

(写真は、8月に診療を開始する「仁楡会札幌病院」)

 医療法人仁楡会(札幌市南区、丸晋太朗理事長)が、同市豊平区中の島2条7丁目5番で20年2月から建設していた「仁楡会札幌病院」の移転新築工事も完了、8月から診療を開始する。移転場所は、白石・藻岩通と中の島通交差点の南東角で学校法人北海道科学大学「教育・研究支援センター」跡地。
 敷地面積約2118坪(6991・28㎡)、そのうち建築面積約567坪(1874・35㎡)を使って鉄筋コンクリート造の地上5階建ての病院を新築。延べ床面積は約1959坪(6465・86㎡)、建物の高さは22m。設計、監理は戸田建設(本社・東京都中央区)札幌支店(札幌市中央区)一級建築士事務所、施工は戸田建設札幌支店。診療科目は、泌尿器科、人工透析、血管外科、麻酔科。隣接する調剤薬局に保育園を開設予定。

(写真は、7月から移転開院する「札幌南徳洲会病院」)

 三菱地所(本社・東京都千代田区)が、病院不動産開発事業として初めて取り組む医療法人徳洲会札幌南徳洲会病院(札幌市清田区、前野宏総長)の移転建て替え工事も完了、7月から新病院を開院する。新病院の敷地面積は約3062坪(1万105・58㎡)、建築面積約1049坪(3462・24㎡)で、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の地下1階、地上2階建て。延べ床面積は約2178坪(7190・69㎡)、建物の高さは13・86m。
 建築主は三菱地所、設計、監理は内藤建築事務所(東京都中央区)、施工は日本建設(本社・東京都文京区)。診療科は、内科、消化器内科、緩和ケア内科、呼吸器内科、腎臓内科、循環器内科、糖尿病内科、リハビリテーション科、漢方内科。
※2021年6月8日記事一部修正しました。恵佑会札幌病院高橋宏明理事長→鈴木康弘理事長。

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