住友不動産(本社・東京都新宿区)は、札幌市中央区南5条西7丁目9-2ほかで、高さ100mを超えるタワーマンションの建設を計画している。(写真は、住友不動産のタワーマンション建設予定地)

 建設場所は、ススキノ近接エリアで西8丁目通沿い。土地所有者は、個人から2018年1月にスターツコーポレーション(本社・東京都中央区)が取得したが、2021年5月に住友不動産が取得した。敷地面積は約573坪(1893・65㎡)、そのうち建築面積として約396坪(1307・82㎡)を利用して鉄筋コンクリート造、鉄骨造の地下1階、地上28階建てのタワーマンションを建設する。戸数は167戸を予定、延べ床面積は約5736坪(1万8930・54㎡)、高さは101・97m。着工は、2023年8月26日頃を予定している。建築主は、住友不動産、設計、監理は前田建設(本社・東京都千代田区)一級建築士事務所、施工は前田建設北海道支店(札幌市中央区)。

 建設予定地は、旧ラフィラ跡に今秋開業する複合商業施設「COCONO SUSUKINO」(ココノ・ススキノ、高さ79m)から500m圏内。「COCONO SUSUKINO」は、ススキノの趣を変える起爆剤になりそうだが、今回の住友不動産のタワーマンションは変わるススキノを象徴するタワーマンションになりそうだ。なお、中島公園周辺には、「ザ・タワー中島公園」(高さ100m)、「AMS NEW TOWER中島」(同108m)、「ティアラタワー中島倶楽部」(同106m)、「プライムアーバン札幌リバーフロント」(同102m)などがある。



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