札幌一番街商店街「ワールドレストラン」跡地にオフィス・飲食のペンシルビル建設

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 札幌市中央区南1条西2丁目1-2、1-5の札幌一番街商店街で、事務所・飲食店が入るビルの新築が計画されている。敷地面積は約42坪(139・06㎡)と広くないものの10階建てが予定されており、高さは31mを超える。(写真は、10階建てペンシルビルの建設予定地。現在は既存ビルの解体が行われている)

 ビル新築のため、現在は既存の3階建てビルの解体が進んでいる。解体中のビルは、畑中商事(札幌市中央区)が建設、「ワールドレストラン」として洋食を中心に提供していたが閉店。その後、2005年4月に中和石油(本社・札幌市中央区)の不動産子会社、加賀興産(同・同)が取得して「加賀ビル」に名称を変更。加賀興産は、2016年3月に中和石油に吸収合併され同社所有となったが、2017年11月に東京の経営コンサルタント会社、Beppo Corporation(東京都渋谷区)が取得した。
 テナントとして営業していた健康食品、ボディケア・スキンケア商品販売のタヒチアン ノニ インク(東京度新宿区)札幌セールスオフィス(モリンダ札幌セールスオフィス)は、2020年10月に閉店、空きビルになっていた。

 Beppo Corporationが解体後に新築するビルは、建築面積約35坪(116・88㎡)で建物は鉄骨造、地下1階、地上10階建て。事務所、飲食店のほか住居も1戸設ける。延べ床面積は約332坪(1097・60㎡)。高さは31・65mでペンシルビルになる。設計、監理はアトリエオンド(札幌市中央区)、施工は熊谷組・住友林業共同企業体(代表者・熊谷組北海道支店=札幌市中央区)。着工は、2022年6月15日頃が予定されている。

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