関西や首都圏を中心にマンションや戸建て住宅の分譲、賃貸など不動産関連サービスを展開している関西電力(本社・大阪市北区)の100%子会社、関電不動産開発(同・同)が札幌市東区にマンションを建設、北海道に進出する。(写真は、マンション建設予定地の旧インテック札幌センター)

 関電不動産開発は、関西電力子会社の関電不動産とパナソニック(旧松下電器産業)系の松下興産の流れを汲むMID都市開発が、2016年4月に合併して誕生。関西や首都圏でマンションや戸建て住宅の分譲、賃貸のほか商業施設賃貸などを展開し2018年度の売上高は約784億円。

 これまで北海道には進出していなかったが、札幌市東区北12条東5丁目の旧「インテック札幌センター」を取得、跡地にマンションを建設して北海道での事業展開を始める。

 敷地面積約273坪(903・43㎡)のうち約142坪(471・09㎡)を利用して鉄筋コンクリート造の地上8階建てのマンションを建設する。戸数は98戸で延べ床面積は約993坪(3278・05㎡)、建物の高さは25・84m。着工は2020年3月初旬を予定している。マンションは学生向け賃貸マンションの予定。建築主は関電不動産開発、設計、監理はライト・ストーリー総合計画(門真市)、施工は未定。


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