環境改善商品の開発を手掛けているEishin(本社・東京都港区)は、自動車やバス、トラックの燃費を向上させる「ecoーSPRAY」を開発、北海道での販売をipnet(同・札幌市豊平区)に委託して市場開拓に入った。自然素材の作用で空気を活性化、エンジン内の静電気やカーボンスラッジを除去することで燃焼効率の改善が実現するもの。(画像は、「ecoーSpray」のリーフレット)

 現在、使用されている車の大半はエンジンに設置されている各種センサーの働きによって吸気、排気が自動調節されている。「ecoーSPRAY」の効果によって、エンジンオイルでは落とすことができない吸排気バルブやシリンダー内の汚れを落とし、エンジン内をクリアーに保つことで理論空燃比のバランスに近づけ、車が本来持っているパフォーマンスを発揮させるのが特長。

 理論空燃比とは、最も効率の良い混合割合で、ガソリンは空気14・7対1、軽油は14・9対1、LPGは15・7対1で、「ecoーSPRAY」は、すべての燃料に対応して燃焼効率を改善することができる。
 
 成分は、魚介類(アミノペプチド)、海藻類(フコイダン)、檜樹液(ヒノキチオール)、鉱石接触水で100%自然素材。環境や人体、動植物にも優しい商品と言える。具体的には、「ecoーSPRAY」をエアフィルターに吹き付けて使用する。持続効果の目安は、当初は走行距離5000㎞または6ヵ月間だったが、数々のテストの結果7000㎞〜8000㎞まで伸びているようだ。エアフィルターに吹きかけた後は、約5分間程度乾かしてから、アクセルを5~10回踏み込んで「ecoーSPRAY」をエアフィルターに固着させる。

 最初は、エンジンのセンサー類が異物として感知してしまうため1回目の効果は出にくく、2回目、3回目から効果が如実に出てくるという。ディーゼルトラックには、燃料の燃えカスを再燃焼させる2次燃焼装置があるが、「ecoーSPRAY」を利用すると2次燃焼装置を動かす回数が減り、メンテナンス費用を削減できるメリットもある。
 
 既に国内タクシー会社16社のほか某大手警備保障会社、アウディジャパンのレーシングチームなどが採用しており、燃費は10~20%向上、関東のタクシー会社では23%も向上したケースがある。価格は、6~7000㎞に対応する30ccタイプが3900円(税別)、大型トラックやバス向けの90ccタイプが1万円(税別)。

 北海道の代理店になったipnetは現在、テスト用として30ccタイプを1000円(税込)、90ccタイプを3000円(同)で販売。既に網走バスと網走ハイヤー、平岸ハイヤーがテストに入っており、さらに業務用車両を保有している企業向け10社程度に限定テスト販売を実施する。この商品は、環境マネジメントシステム「ISO14001」規格にも適合した商品にもなっている。また、この商品を使ってエンジントラブルなどが発生した場合の損害は、2億円までEishinが保証する。問い合わせ、申し込みはメールsato@i-pn.jpまたは☎011・826・3539。



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