JR札幌駅に新・エキナカ商業施設、2027年度末開業

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 JR北海道(本社・札幌市中央区)は、「JR札幌駅」の高架化から35年以上経過して設備老朽化が進んでおり、より快適な駅にするため、2029年度第1四半期頃までにわたって、駅全体のリニューアル工事を進めている。リニューアル工事では、新たなエキナカ商業施設を開発するとともに、東西コンコースに新デザインを導入する。(画像は、西コンコースに設ける商業施設イメージ=JR北海道提供)
(画像は、東西連絡通路に設ける商業施設イメージ=JR北海道提供)

 新たなエキナカ商業施設は、駅設備の配置見直しなどによって駅南側に新たな4つのゾーンを確保、商業施設面積を従来の1・5倍に拡大する。開発コンセプトは、北海道(DO)の地で生まれたヒト・モノ・トキ(3つ)の物語(STORY)をお客に紡ぐという想いを込めた「DO 3 STORY(ドウ サン ストーリー)」。施設デザインは、飾り気がなく、居心地の良い空間と親しみやすく優しい、温かみのある空間が広がるように工夫する。

 新たな商業施設は4ゾーンに分かれ、西コンコースのAゾーンは、北海道のエントランスゾーンとして土産品、スイーツなど、東西連絡通路のBゾーンは、地元のおすすめゾーンとして惣菜、飲食、東コンコースのCゾーンは、毎日のチャージゾーンとしてコンビニ、ベーカリー、改札内のDゾーンは、旅の締めくくりゾーンとして土産品、コンビニ、飲食を用意する。

 事業主体は、JR北海道フレッシュキヨスク(本社・札幌市中央区)、商業施設面積は、従来の約1300㎡から約2000㎡になり、店舗数も10店舗から約30店舗に増える。新たな商業施設名は未定。開業目標は2027年度末。

 東西コンコースデザインも一新、東コンコースは、新幹線札幌駅や北5西1・2再開発ビルに繋がる通路として未来を感じる空間とする。西コンコースは、北海道大学や赤れんが庁舎に続く通路として、北海道の歴史や文化を感じられる空間とする。2028年度末に完成させる。その他にも北海道・札幌市と連携して、案内機能の強化やロッカーやベンチの配置見直し、デジタルサイネージの増設、改札外トイレの廃止、西改札口の移動なども2027年度末までに行う。

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