北大・寶金清博総長が「ビールの原型の味わい」と評した「サッポロ クラシック FRONTIER MEMORIAL」、国産初大麦「北大1号」を復活使用

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 サッポロビール(本社・東京都渋谷区)と北海道大学が、2026年にともに150周年を迎えることから、約110年前に北大で開発された初の国産大麦「北大1号」を使った「サッポロ クラシック FRONTIER MEMORIAL」が、2026年7月28日(火)から北海道限定、数量限定で発売される。「サッポロ クラシック」初のプレミアム系で価格は、クラフトビールの「サッポロ SORACHI1984」と同水準になる。(写真は、「サッポロ クラシック FRONTIER MEMORIAL」の発表会見=左から寶金清博・北大総長、牧野成寿・サッポロビール上席執行役員北海道本社代表兼北海道本部長)

 サッポロビールと北大は、開拓使麦酒醸造所、札幌農学校として、札幌で生まれてから今年で150周年になることを記念して、新しいお酒の価値提案プロジェクトを共同で始めるなど、両者の歴史を未来に繋ぐ展開をしている。「サッポロ クラシック FRONTIER MEMORIAL」もその一環。

 1917年に北大(当時は東北帝国大学農科大学)の南鷹次郎農学博士が、人工交配で開発した国産初のビール大麦「北大1号」を一部使用し、「リトルスター」「フラノビューティー」「ふらのほのか」の道産ホップ3種を100%使用、クラシックのホッホクルツ製法(短時間高温仕込み)を踏襲して醸造する。「北大1号」は、サッポロビールが譲り受けて1918年から品種の普及を開始、ビール向けに一時期まで使用していたが、その後は種子保存を続けているが、実際の商品には利用されていなかった。今回、複数の農家が圃場で栽培、ビール原料に使用することにした。

 今回、一般発売するのは350ml缶のみで、缶体のデザインは150周年のロゴを使い、濃紺を基調に金色で統一した。裏側には、150年のメッセージも添えている。アルコール分5・5%、純アルコール量は15・4g。2026年5月15日、北大学術交流会館で行われた商品発表の席上、既に試飲した北大の寶金清博総長は、「飲んだ瞬間、今のビールとはかなり違い、ビールの原型はこうだったのではないかと思わせる味わい。大麦の持っている本来の雑味を含んだフルーティーな感じが本当においしい。100年間の時を経て復活したのはまさにドラマチックだ」と評した。

 なお、2026年7月23日(木)から大通公園で開催される「大通ビアガーデン」の「THE サッポロビアガーデン」で20ℓ樽を先行提供するほか、「サッポロビール博物館」「サッポロビール北海道工場」、北大・札幌キャンバス・インフォメーションセンター内カフェdeごはん「緑のビアテラス」でも、同年7月28日から数量限定で取り扱う予定。

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