イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2023年6月14日(水)に「イオン紋別店」(紋別市花園町3丁目4-39)をリニューアルオープンさせる。食品売り場を拡大して品揃えを強化、衣料品売り場もレイアウトを一新して、実用衣料を買い求めやすい価格で提供する。(写真は、「イオン紋別店」)

「イオン紋別店」は、1980年2月に「ファミリーデパートローズタウン」(紋別ローズタウン)としてオープン。運営企業は、ホクホー、マイカル北海道、ポスフールなどを経てイオン北海道になり、2011年に店舗名が「イオン紋別店」になった。2019年には、紋別市と「協働のまちづくり」に関する包括連携協定を締結、地域の活性化、市民サービス向上に協働で取り組んでいる。

 今回は、紋別地区でナンバーワンのショッピングセンターとしての魅力向上を狙ったもので、直営売り場を中心にリニューアルする。食品フロアの農産では、「紋別ベジタブルファクトリー」で栽培された葉物野菜の取り扱いを増やし、畜産は地元近郊で育てられた網走産「オホーツクポーク」を取り扱う。水産では、オホーツク産ホタテを使用した握り寿司、前浜で水揚げされた魚介類を豊富に品揃えする。

 惣菜売り場では、季節を感じられる天ぷらコーナーを展開、ばら売りも充実させる。冷凍食品需要の高まりを受け、冷ケースの延べ尺数を4倍に拡大、弁当用のほか野菜、果実、デザートを強化する。水産や畜産売り場でも冷ケースを新たに導入して冷凍品目を増やす。

 衣料品フロアは、「毎日来てもらえる、新しく楽しい地域1番店」をテーマに売り場を構築。普段着やインナーなど実用衣料を買い求めやすい価格で提供するとともに、おしゃれ着や機能性素材の衣料品などを品揃えする、イオン北海道初の新しい形態を展開する。靴売り場は、洋服とコーディネートして選べるように1階から2階に移設する。

 ビューティーケア売り場では、アジアンコスメやメンズコスメを拡充、オーガニック化粧品も数多く揃えて地域1番の売り場とする。地元オホーツク産の小麦を使った商品を製造販売する「高砂屋菓子舗」は、売り場を移設。オホーツク産大豆使用の「ゴチSOYプリン」、紋別高生と共同で考案した「3種のロールケーキ」など地域密着商品を揃える。100円ショップ「セリア」は、売り場を1・5倍に拡大する。

 新たに、「フルセルフレジ」、「キャッシュレスセルフレジ」を導入、「支払いセルフレジ」も追加導入する。また、7月1日(土)からネットスーパー配送拠点として、紋別近郊への配送をこれまでの最短8時間から最短3時間で届けられるようにする。
「イオン紋別店」の敷地面積は約5939坪(約1万9600㎡)、延べ床面積は約3242坪(約1万700㎡)、営業時間は食品フロア8時~21時45分、その他1階フロア9時~21時、2階フロア9時~20時、駐車台数約600台。なお、改装のため食品フロアは6月13日まで一時休業中。


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