アークス(本社・ 札幌市中央区)と資本業務提携して、「新日本スーパーマーケット同盟」を結成しているバローホールディングス(HD、本社・岐阜県多治見市)のスポーツクラブ運営子会社アクトス(同)は、2024年12月30日に、「アクトスWill_Gスーパーアークス星置店」(札幌市手稲区)の営業を終了した。これによって、アクトスが展開する道内のスポーツクラブは、「アクトスWill_G新琴似店」(同市北区)の1店舗になった。(写真は、「アクトスWill_Gスーパーアークス星置店」)
アークスは、2018年12月、バローHD、リテールパートナーズ(本社・山口県防府市)と資本業務提携を締結、商品開発や商品調達で協業進めている。アクトスのスポーツクラブの道内展開は、3社協業の一環で、「アクトスWill_Gスーパーアークス星置店」と「同新琴似店」の2店舗が、ともに2019年11月1日にオープンしていた。その後、店舗数は増えなかったが、2024年12月30日に、「スーパーアークス星置店」が、5年1ヵ月の営業を終了した。
アクトスの業績は、低迷している。2024年9月中間決算では、全国で175店舗を展開しており、営業収益は、51億6700万円だった。しかし、セグメント利益は、2億2300万円の損失。損失幅は、過去3年間で縮小しているものの、黒字にはなっていない。道内店舗の「アクトスWii_Gスーパーアークス星置店」の閉店は、不採算店舗整理の一環。
アクトスは、全国的に閉店を進めており、2025年2月28日には、「アクトスWii_G」の「イオン金沢店」(金沢市)、「今福ファミリータウン店」(大阪市城東区)、「栃木店」(栃木市)、「セキチュー大間々店」(群馬県みどり市)、「イオンタウン刈谷店」(愛知県刈谷市)など、少なくとも5店舗が閉店することになっている。