「TSUTAYA」札幌市内3店舗に縮小、東光ストアFCの「南郷13丁目店」閉店へ

流通

 アークス(本社・札幌市中央区)グループの東光ストア(同・同市豊平区)は、同社が、フランチャイズ(FC)展開している「TSUTAYA南郷13丁目店」(同市白石区南郷通13丁目南5-1-1)を2025年2月28日(金)に閉店する。オープンから27年、一定の役割は果たしたとして、営業を終了する。これによって、札幌市内の「TSUTAYA」は、3店舗となり、札幌市を含む道内店舗数は、20店舗になる。(写真は、2025年2月28日で閉店する「TSUTAYA南郷13丁目店」)

 東光ストアは、1982年4月、「札幌東急ストア南郷13丁目店」(現東光ストア南郷13丁目店)をオープン。その隣接地に建設された2階建て建物を一棟借りして、1997年12月に「TSUTAYA南郷13丁目店」をオープンさせた。建物1階半分程度と2階を使用して「TSUTAYA」が展開し、1階には、「ミスタードーナツ南郷13丁目ショップ」などが入っているが、これらは、東光ストアからの転貸となっている。

 今回、「TSUTAYA南郷13丁目店」を閉店することにしたのは、書籍販売の低迷とDVDなどレンタル需要の減少から。閉店後も、建物の賃貸借契約は継続、「ミスタードーナツ」などテナントは引き続き営業し、東光ストアは、閉店後の空きスペースの有効活用を探る。

 札幌市内の「TSUTAYA」は、東光ストアがFC展開している「あいの里店」(北区)と日光堂升井商店(本社・網走市)がFC展開している「美しが丘店」(清田区)、テーオーホールディングス(本社・函館市)の子会社、フィーカ(同・同)がFC展開している「札幌菊水店」(白石区)の3店舗になる。これら店舗を含めた道内店舗数は20店舗と、2020年初めの46店舗から5年で半減以下になる。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER