2024年は、残すところ1ヵ月と10日になった。12月に入ると一気に年の瀬ムードに包まれるが、これから年末までにオープンするスーパーマーケット(SM)やディスカウントストア(DS)、総合スーパー(GMS)が目白押しだ。その数は 11店にも及ぶ。(写真は、「ロピア屯田店」の看板)
きょう2024年11月20日にオープンするのは、「スーパーセンタートライアル室蘭本輪西店」(室蘭市本輪西1丁目5-5)。JRAの場外馬券場「ウインズ室蘭」などがあった場所に出店するもので、今年7月にオープンした「スーパーセンタートライアル室蘭東店」に次いで、市内2店舗目となる。
11月22日(金)にオープンするのは、「イオン札幌清田店」(札幌市清田区平岡1条1丁目1-3)。「西友清田店」を承継してオープンするもので、イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、既存テナントを活用して、直営部分は、ドラッグストア部門を拡大・充実させた「フード&ドラッグ」業態で出店する。11月23日(土)は、OICグループ(本社・川崎市幸区)のロピア(同・同)が「イトーヨーカドー屯田店」(札幌市北区屯田8条3丁目5-1)跡に居抜き出店する。8月29日から一部テナントが先行オープンしていた「CiiNA CiiNA屯田」に、いよいよ本丸スーパーが出店する。「ロピア」は、大手メディアを使った宣伝がうまく、北海道初進出で前評判も高い。
11月26日(火)には、「ラッキーマート南幌店」(空知郡南幌町中央2丁目1-3)がオープン。北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)が運営する小型SMで、人口増加率全国1位の南幌町で、子育て世代の台所を目指す。11月30日(土)は、「イオン札幌厚別店」(札幌市厚別区厚別西4条6丁目700-126)と「ザ・ビッグ福住店」(同市豊平区福住1条3丁目10)がオープン。イオン北海道による「西友厚別店」と「西友福住店」の承継で、「イオン札幌厚別店」は、全国的にも珍しい「ドン・キホーテ」とイオンのコラボ店舗で、業態はフード&ドラッグ。「ザ・ビッグ福住店」はDS業態。
12月7日(土)は、「ザ・ビッグ元町店」(同市東区北24条東20丁目4-1)と「イオン札幌旭ヶ丘店」(同市中央区南8条西25丁目2-1)がオープンする。こちらも、イオン北海道による西友承継店舗で、「ザ・ビッグ元町店」はDS業態、「イオン札幌旭ヶ丘店」はフード&ドラッグ業態で、衣料・住居部門は、従来のテナントが引き続き展開する。12月14日(土)は、「イオン札幌手稲駅前店」(同市手稲区前田1条11丁目1-1)がオープンする。イオン北海道による西友承継店舗で、イオン北海道が、食品に加えて直営で衣料、住居余暇部門を展開するフルラインGMS業態の店舗。
12月20日(金)には、「スーパーセンタートライアルグランディールイチイ店」(函館市美原町1丁目3-1)がオープンする。2022年7月に閉店した「イトーヨーカドー函館店」の核テナントとして出店するもので、トライアルの店舗は、函館圏で3店舗目になる。また、12月中に「スーパーセンタートライアル小樽塩谷店」(小樽市塩谷2丁目6-1)もオープンする。トライアルは、小樽市の東部に「スーパーセンタートライアル小樽朝里店」(新光5丁目)を展開しており、今回の出店で、小樽市の東と西に店舗を構えることになる。年の瀬が迫る中、きょうを含めて、これから11店舗が次々とオープン、慌ただしさが一層増していきそうだ。