【続報】低価格の「業務スーパー」が札幌市南区に初出店、2024年10月中旬オープン

流通

「業務スーパー藤野店」(札幌市南区藤野2条7丁目)が、2024年10月中旬にオープンする。札幌市の南区には、これまで「業務スーパー」の店舗がなかったが、今回初めて出店する。これにより札幌市内は、15店舗になる。(写真は、2024年10月中旬にオープンする「業務スーパー藤野店」)

 新店舗は、石山通沿いの札幌中心部方面に向かう車線沿いに立地。「ツルハドラッグ藤野店」の並びにある「出光藤野SS」の隣接地。店舗用地は、月極駐車場などに使用されていたが、2023年10月末から、大和ハウス工業(本社・大阪市北区)北海道支店(札幌市東区)が、札幌市から開発許可を受け、店舗建設に向けた土地造成を進めてきた。開発面積は約728坪(2403・70㎡)。

 店舗の建築主は、「業務スーパー」を全国でFC(フランチャイズ)展開をしているG-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)。「業務スーパー」は、神戸物産(本社・兵庫県加古川市)が直営・FCで展開する低価格スーパー。全国に1052店舗(2024年2月末現在)を運営している。EDLP(エブリデイ・ロープライス)をコンセプトに、神戸物産の国内グループ工場で製造した商品や世界各国から直輸入した商品など、多くのオリジナル商品を提供。常温、冷凍食品が中心で、一部生鮮食品や惣菜を揃えている。

 道内の「業務スーパー」は、37店舗まで増えたが、ケヒコ(本社・横浜市中区)がFC運営する「業務スーパー」が閉店したため、現在は30店舗。そのうちG-7スーパーマートは、道内で17店舗を展開している。札幌市内にはG-7以外のFC店舗も含めて14店舗ある。西区、豊平区、厚別区、清田区、手稲区、白石区は各2店舗、北区、東区に各1店舗、南区と中央区には店舗がない。今回、南区に店舗ができ、空白区は、先のケヒコ店舗があった中央区のみとなった。
※2024年9月13日、読者の指摘により記事一部修正しました。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER