イオン北海道(本社・札幌市白石区)は2024年1月12日、2024年2月期第3四半期(2023年3月1日~同年11月30日)決算を発表した。売上高は2422億5200万円、営業利益55億3200万円、経常利益55億5900万円、純利益31億6500万円となり、前年同期比4・9%の増収、30・2%の営業増益、27・2%の経常増益、25・1%の純利益増になった。売上高は、第3四半期で過去最高になった。(写真は、売り上げが前年同期に比べて13%伸びた「ザ・ビッグ」業態の店舗)

 第3四半期累計期間中に、「マックスバリュエクスプレス新川3条店」(3月、札幌市北区)、 「マックスバリュ山鼻店」(10月、同市中央区)、「イオン南平岸店」(11月、同市豊平区、既存店スクラップ&ビルド)を出店したほか、大型活性化については10月の「イオン北見店」(北見市)など8店舗実施した。イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の売上高は、前年同期比11・2%増となった。既存店の客数は、前年同期比3・1%増、客単価は1・3%増、1人当たり販売点数は2・1%減だった。

 業態別全店売上高は、GMS(「イオン」など総合スーパー)が前年同期比4・1%増の1353億7700万円(既存店も4・1%増)、SM(「マックスバリュ」などスーパーマーケット)が3・0%増の744億4800万円(既存店は3・2%増)、DS(「ザ・ビッグ」などディスカウントストア)が13・7%増の369億700万円(既存店は9・4%増)になった。ただし、業態別売上高については、いずれも収益認識関係基準を適用していない。

 商品別売上高は、衣料部門が3・9%増の152億2000万円、食品部門が5・5%増の1962億4500万円、住居・余暇部門が1・7%増の306億7800万円になった。2024年2月期通期予想は、売上高3310億円(前期比4・3%増)、営業利益88億円(同5・4%増)、経常利益88億円(同3・5%増)、純利益48億円(同2%増)で据え置いている。


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