ラオックスホールディングス(本社・東京都港区)の傘下で国内最大の総合免税店チェーンを展開するラオックス・トレーディング(同・同)は、新千歳空港内(千歳市美々987-22)の「ラオックス新千歳国際ターミナル店」の営業をきょう1月26日(木)から再開する。コロナ禍から2年半ぶりの再開となる。(写真は、休業中の「ラオックス新千歳空港国際ターミナル店」=2020年7月1日撮影)

 ラオックスホールディングスは、2022年10月に持ち株会社体制に移行したが、その前のラオックス時代、コロナ禍の影響でインバウンド需要が蒸発したことを受け、2020年1月末現在で、全国24店舗のうち北海道3店舗を含む12店舗を閉店した経緯がある。営業継続店舗の多くも休業に入り、直近では「秋葉原本店」(東京都千代田区)と2022年8月に再開した「成田空港第2ターミナル店」(千葉県成田市)の2店舗の営業体制だった。

 今回、3店舗目として「新千歳空港国際ターミナル店」の営業再開を決めた。同店は、2020年7月から休業していたが、新千歳空港の国際線旅客便が増加傾向にあり、日本を出発する最後のショッピングスポットとして需要が見込めると判断した。

 取り扱い商品は、理美容家電、調理家電、食品、ヘルスケア用品、民芸品、文房具、お土産、時計など約4000品目。なお、道内で休業中だった札幌ゼロゲートビル内の「札幌本店」(札幌市中央区)は、「au Style」と「Can★Do」に変わり、「小樽運河店」(小樽市)は、半額専門店「TOAmart」になっている。



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