コメリ(本社・新潟市南区)は、きょう11月30日、深川市開西町1丁目5-10の道道47号線沿いに、ホームセンター「コメリハード&グリーン深川店」をオープンさせる。農業資材や高齢者リフォーム分野の需要を期待している。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、きょう11月30日にオープンする「コメリハード&グリーン深川店」)

「コメリハード&グリーン」は、コメリの大型ホームーセンター「コメリパワー」よりも店舗面積が小さく、近くて買いやすいホームコンビニエンス的な品揃えをしている。通常は、店舗面積300坪程度だが、今回の「深川店」は1200坪と広く、「新ひだか店」(日高郡新ひだか町)、「余市店」(余市郡余市町)と同サイズ。「深川店」では、工具・金物、建設資材や農業資材、家庭用品、ペット用品、園芸用品など約4万SKU(在庫保管単位)を揃えている。

(写真は、PBの合板売り場)

 コメリは、各分野でプライベートブランド(PB)を揃えており、「深川店」でもカー用品関連の「グルザード」、建設資材の「ケー+ビルド」、電動工具の「ウーバマン」、家電商品の「ジェニックス」、インテリリア・寝具、生活雑貨の「アテーナライフ」などが揃っており、NB(ナショナルブランド)商品よりも低価格なのが特徴。PBには、ペット関連の「ペットアミ」、観葉植物「ヒーリングーン」もある。同店では、こうしたPB商品の構成比率を約50%にしている。

(写真は、寒冷地向け大容量ウォッシャー液などが並ぶコーナー)
 
 深川市は、農業が基幹産業で農業生産者が多いため、同店では農業向けの機械や資材や作業着、作業用品、肥料などのほか土壌分析のサービスも行う。また、高齢世帯も多く、リフォーム需要に対応するため専用カウンターを設置、店員が相談に乗り施工まで一貫して対応できるようにする。

(写真は、観葉植物のPB「ヒーリングリーン」のコーナー)

「深川店」が立地しているのは、市街地からやや離れた西側。深川市や妹背牛町、秩父別町、雨竜町などからの集客も予想している。深川市内には、「DCM」が2店舗展開しているが、庄司義紀店長は「建設資材や農業資材の在庫を多く持つことで、必要な時に対応できる、使い勝手の良い店舗を目指したい」と話した。敷地は賃借、建物は自前で建設した。店舗従業員は約50人。営業時間は、本館が平日・日曜・祝日9時~20時、資材館平日・祝日8時~20時、日曜9時~20時(資材館8時営業は12月5日から)。  


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