イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、札幌市内の「マックスバリュ平岸店」(豊平区)と「マックスバリュ北郷店」(白石区)を建て替える。このため2店舗ともに8月31日(水)で営業を終了する。「平岸店」の建て替え新店のオープン時期は2023年秋だが、「北郷店」は現在のところ未定。(写真は、地下鉄「南平岸駅」に近い「マックスバリュ平岸店」)

「マックスバリュ平岸店」(豊平区平岸3条13丁目6-1)は、1976年10月28日にイオン北海道の前々身の一つである札幌フードセンター時代に「札幌フードセンター平岸店」としてオープン、今年が46年目。札幌フードセンターと北海道ジャスコが合併して2000年10月にマックスバリュ北海道が誕生、2011年に店舗名を「マックスバリュ平岸店」に改称した。
 敷地面積は約706坪(約2330㎡)、3階建て(1~2階が店舗、地階は駐車場)、延べ床面積は約1757坪(約5800㎡)、従業員数は約100人。営業終了後に建物を解体、新店舗の建設に入り、2023年秋にオープンさせる。

(写真は、「マックスバリュ北郷店」=「JOY」から転換した2013年7月5日のリニューアルオープン時)

「マックスバリュ北郷店」(白石区北郷2条7丁目6-25)は、住友石炭鉱業が1994年5月に「JOY白石店」としてオープンした店舗。住友石炭鉱業はその後、食品スーパー事業をジョイとして独立させ、ジョイは2008年4月にマックスバリュ北海道と合併、2013年7月に店舗名を「マックスバリュ北郷店」に改称した。今年が築28年目。
 敷地面積は約1927坪(約6360㎡)、2階建て、延べ床面積は約1051坪(約3470㎡)、従業員数は約80人。「サツドラ北郷店」や「札幌弘栄堂書店北郷店」などが集積している。建物解体後には新店舗を計画しているが、現時点では今後のスケジュールは決まっていない。食品スーパーが建て替えのために、同時に2店舗を閉店するのは珍しい。


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