マックスバリュ北海道は、8日午前7時に「マックスバリュ滝川本町店」(滝川市本町4丁目)をオープンする。滝川本町店は、滝川市の中心部にあり滝川市役所やJR滝川駅に近い場所で元パチンコ店跡地を取得して建設した。店舗面積は1815㎡でマックスバリュ店舗の標準サイズ。苫小牧市の新花園店(花園町)をモデルにしている。

 
  売場は、鮮度にこだわった生鮮食品や簡便で即食できる商品の品揃えを強化しているほか、地元中空知の地場産品を数多く取り揃えている。滝川産米「ななつぼし」を店内で炊飯した出来立ての弁当やにぎり寿司、滝川産小麦「ハルユタカ」を使った出来立てパン、石狩川を挟んだ対岸の新十津川町にある地酒メーカー「金滴酒造」コーナーのほか地元スイーツや菓子類など約200アイテムが展開される。
 
 建物の延床面積は2442㎡で駐車台数は91台。従業員数は約70人。営業時間は午前7時から午後9時45分。
 
 同社は、滝川市内でマックスバリュ滝川店(南滝の川)のほか2008年に合併する以前のジョイが滝川本社のりょーゆーから引き継いだ小型店舗、ジョイ滝川西町店(西町2丁目)、ジョイ滝川栄町店(栄町2丁目)、ジョイ朝日町店(朝日町)の4店舗を展開してきた。このうち、ジョイ滝川西町店は今度の新店オープン前の10月末に閉店しており、滝川市内4店舗体制は変わらない。
 
 滝川本町店は、10月29日に急逝した山尾啓一社長が開店を待ちわびていた新店。大規模小売店舗立地法の関係でオープンが12月にずれ込めば来年に先延ばしすることも検討するなど、11月初旬までにオープンが可能かどうか行政官庁との調整を気にかけていた。山尾社長は新花園店を新しいマックスバリュ店舗のモデル店と位置付けており、それを踏襲した滝川本町店は山尾社長の下で2店舗目の新店になるはずだった。


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