サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市東区)の2022年5月期の上期(2021年5月16月~2021年11月15日)決算は、売上高418億6500万円、営業利益2億6600万円、純利益1億7700万円となり、前年上期比0・1%の減収、1・9%の営業増益、55・2%の純利益減だった。(写真は、2021年9月23日にオープンした「サツドラ手稲曙5条店」)

 部門別売上高(収益認識会計基準前)では、リテール事業のドラッグストアフォーマットが 394億5900万円で前年同期比0・9%減、インバウンドフォーマットが2億800万円で同39・6%減、調剤は18億4200万円で同6・3%増。ITソリューション事業は9900万円で前年の上期の2000万円から5倍増となった。

 出退店では、ドラッグストアフォーマットを4店舗出店した一方、1店舗閉店、インバウンドフォーマットも3店舗閉店し、上期末に店舗数はドラッグストアフォーマット174店舗、インバウンドフォーマット14店舗などの計200店舗となり、2021年5月期末と変わらなかった。2020年5月期末と比べると、ドラッグストアフォーマットは2店舗増、インバウンドフォーマットは11店舗減になっている。

 店舗の商品分類別実績は、フード163億1100万円、ホームケア96億5800万円、ビューティーケア72億6900万円、ヘルスケア64億6500万円、調剤18億2000万円。フードは0・6%増、調剤は6%増になったが、他は微減。売り上げ構成比は、フードが38・4%で前年上期より0・3ポイント上昇、調剤も4・3%と0・3ポイント上昇した。
2022年5月期決算は、売上高850億円、営業利益7億円、純利益2億円と、前期比2・1%の増収、9・3%の営業利益増、65・2%の純利益減を予想している。売上高営業利益率は、0・8%と0・2ポイントの上昇を見込む。


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