サツドラホールディングス(本社・札幌市東区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は9月下旬、札幌市手稲区曙5条2丁目7ー2で「サツドラ手稲曙5条店」を新規オープンさせる。店内には「サツドラICHIBA」とネーミングした野菜、惣菜、精肉のコーナー展開も行う。(写真は、外観が見えてきた「サツドラ手稲曙5条店」)

 出店場所は下手稲通沿いで、2020年5月末に閉店した居酒屋「いろはにほへと手稲店」の跡地などを利用して建設中。敷地面積は約1400坪(約4621㎡)、建物は平屋建て、売り場面積は約456坪(1505㎡)。建物の設計、監理はアイプランニング(札幌市厚別区)、施工は日本国土開発(本社・東京都港区)。工期は21年4月13日から同年8月31日となっている。

 店舗は、既存のドラッグストア業態に加えて、「サツドラICHIBA」も設置する。「サツドラICHIBA」は、野菜、惣菜、精肉のテナントをコンセッショナリー(店舗内で外部事業者が店名を出さずに売り場展開すること)展開しているゾーンのことで、18年12月13日に開店した「サツドラ東雁来11条店」(札幌市東区)に初導入、現在は「サツドラ千歳店」(千歳市)と2店舗導入している。

「サツドラ手稲曙5条店」に入るテナントは、惣菜・弁当関係がMHホールディングス(本社・福岡県糟屋郡新宮町)子会社のむすんでひらいて(同・同)、精肉が大三ミート産業(同・福岡県田川市)の関係会社大三商事(同・福岡県福岡市)で「東雁来11条店」、「千歳店」と同じ。野菜のテナントは不詳。水産を除く生鮮食品と惣菜・デリカ商品の充実で来店頻度の向上、買い上げ単価のアップを見込む。



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