低価格スーパーを展開しているダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)は、9月末に「DZマート美瑛店」(上川郡美瑛町)と「DZマート上富良野店」(空知郡上富良野町)をリニューアルする。商品陳列にジャンブルバスケットを導入、商品補充の手間を省けるようにして1店舗2人体制で運営できるようにする。(写真は、「DZマート芦別店」に導入しているジャンブルバスケット)
(写真は、「DZマート芦別店」の100円ショップ「ワッツ」のコーナー)

「美瑛店」は、2020年9月11日に新設出店した店舗。リニューアルでは、他店舗で効果を上げているカップ麺や菓子類のジャンブルバスケットによる陳列方法を導入、商品補充の手間を省けるようにする。また、100円ショップ「ワッツ」を10月に導入、買い物客の利便性を向上させる。「ワッツ」は、今年7月16日にオープンさせた「芦別店」(芦別市)に初めて導入、来店頻度の向上や買い上げ単価アップなどで効果を上げていることから、「美瑛店」にも取り入れることにした。

「上富良野店」は、2020年11月13日に「ツルハドラッグ上富良野店」跡に居抜き出店した店舗。この店舗にもジャンブルバスケットなどを導入して、商品補充の時間が節約できる陳列手法を入れる。こうした陳列方法によって、商品補充時間は従来より2割削減でき、日中時間帯を2人体制でオペレーションできるようにする。

 同社の2021年9月期は、売上高約70億円、経常利益約1億7000万円を見込んでおり、前期比10・2%の増収、11%の経常減益になるもよう。2022年9月期の新規出店は現段階では予定がないが、リニューアルは数店舗を予定している。売上高約77億円、経常利益約2億円が目標。



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