アークス(本社・札幌市中央区)の子会社、ラルズ(同・同)は5日、札幌市と「災害時物資供給協定」を締結した。ラルズが、自治体とこうした災害時協定を結ぶのは、石狩市や千歳市に次いで5例目。(ラルズは札幌市内で36店舗を展開している=写真は札幌市中央区の「スーパーアークス山鼻店」)

 ラルズと札幌市が締結した協定の正式名称は、「災害時における消費生活の安定及び応急生活物資の供給等に関する札幌市と株式会社ラルズの相互協定書」。ラルズは、札幌市内で36店舗を展開しており、創業の地である札幌の地域社会への貢献の一環として協定を結ぶことにした。

 札幌市内で大規模災害等が発生、または発生のおそれがある場合、市の要請に応じてラルズが応急生活物資を供給するなど、市とラルズが相互に協力して市民生活の早期安定を図るのが目的。今回、締結式は行わず書面での締結となった。


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