「セブンーイレブン」のドミナント(集中)出店ゾーンの中心に「ローソン」が出店する。札幌市西区西町南7丁目に建設中の「ローソン」がそれで、「セブンーイレブン」包囲網の中央突破という強行策を実行する。(写真は、札幌市西区西町南7丁目で建設が始まった「ローソン」)
「ローソン」の建設地は、北5条手稲通から伸びる手稲左股通沿い。以前は賃貸アパートの建っていた場所で、地下鉄発寒南駅から約400mの立地。同駅周辺は「ローソン」の空白地で、近辺は「セブンーイレブン」のドミナントゾーン。「セブンーイレブン」の「札幌発寒南駅前店」、「札幌西野2条店」、「札幌西町北店」、「札幌西町南13丁目店」の4店舗が円形に近い形で店を構える。
「ローソン」は、こうした包囲網のほぼ中心に店舗を出店する。建築主は土地所有者のコマツ企画(札幌市西区)、設計、監理はアトリエK(同)、施工は丸佳建設(同市清田区)。コンビニの建設には2ヵ月強を要するためオープンは8月半ばとなりそう。
北海道ではコンビニの新規出店が少なくなっているが、目立っているのが「ローソン」。明日6月4日には新規5店舗を一斉にオープンさせる。今度の出店も、「ローソン」のこうした積極策を投影したものと言えそうだ。