続いて、アサヒビール北海道統括本部の門田高明・理事本部長が登壇、北海道地区の方針を説明した。門田氏は、「胆振東部地震で一昨年の出荷が大幅に減少した反動が昨年あったためビール類、ビール類以外、ノンアルコール類すべてのカテゴリーで全社を上回る実績だった」と述べた。
 ビール類は全社が96・5%、北海道は98・4%で内訳はビールが全社94・5%、北海道96・1%、発泡酒が全社94・9%、北海道96・8%、新ジャンルは全社101・6%、北海道103・0%。

 ビール類以外のカテゴリーは全社101・5%、北海道101・3%、洋酒は全社105・1%、北海道101・8%、ワインは全社100・2%、北海道94・7%、RTD(レディ・トゥー・ドリンク=蓋を取ってそのまま飲めるアルコール飲料)は全社102・4%、北海道105・9%、焼酎は全社96・6%、北海道90・3%という結果になった。

 20年の取り組みとして、昨年11月に販売して好評の『北海道限定醸造スーパードライ』を4月と11月の2回発売、4年連続ナンバーワンになった『アサヒ ドライゼロ』は6缶パックに1缶増量した7缶パックを4月21日に発売、北海道限定の『ブラックニッカハイボール香る夜』は本年より北海道限定のロゴマークを缶体の右上に配することで道民へのロイヤリティー向上、観光客へのお土産需要などを獲得して需要拡大を図るとした。

 販売金額換算で2020年は、ビール類が全社100・0%、北海道は101・2%、洋酒は全社100・3%、北海道100・5%、RTDは全社102・6%、北海道102・0%、ワインは全社102・6%、北海道98・3%、焼酎は全社96・5%、北海道89・0%、アルコールテイスト飲料は全社101・5%、北海道102・7%とそれぞれ目標を掲げた。

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