イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2020年4月1日より同社が札幌市内で展開する小型食品スーパー「まいばすけっと」全37店舗でレジ袋の無料配布を終了、環境に優しいバイオマス素材のレジ袋の有料提供を開始する。20年7月のレジ袋有料化法施行に先行した取り組み。(写真は、札幌市内の「まいばすけっと」店舗)

 北海道のイオングループ(イオン北海道、マックスバリュ北海道)では、2008年6月からレジ袋の原料である石油資源の節約やレジ袋製造時のCO2排出量を削減するため食品レジ袋の無料配布を終了した。現在は、「イオン」、「イオンスーパーセンター」、「マックスバリュ」など道内の124店舗で食品レジ袋を有料化している。

 今回、更なる使い捨てプラスチックの削減に繋げるためイオン北海道が札幌市内で展開する「まいばすけっと」でもレジ袋無料配布を終了する。同社では買い物客に買い物袋の持参を呼びかけるほか、4月1日からレジ袋を希望する買い物客にはMサイズ1枚2円(本体価格)、Lサイズ1枚5円(同)のバイオマス素材(植物由来のバイオマスポリエチレンと再生ポリエチレンを使用)のレジ袋を販売する。

 現在、「イオン」、「イオンスーパーセンター」の衣料品や住居余暇の売り場ではプラスチック製、紙製の無料買い物袋を提供しているが、こちらも順次、有料化する。


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