旭川市を中心に小型スーパー「DZマート」を展開しているダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)の2019年9月期決算(18年10月1日~19年9月30日)の売上高は18年9月期と比べ5・6%増の54億5000万円になった。(写真は、上川郡鷹栖町のダイゼン本社)

 ダイゼンは、旭川市内9店舗のほか名寄市、苫前郡羽幌町、枝幸郡枝幸町、富良野市の道北4店舗、斜里郡斜里町、紋別市、紋別郡遠軽町、網走郡美幌町の道東4店舗、合計17店舗の「DZマート」を展開している。

 19年9月期は、作業システム改革の一環として自動発注システムを導入、セミセルフレジも全店に導入して人件費を圧縮した。こうしたコスト低減とともに既存店売上高も伸びて売上高は18年9月期比5・6%増となり、経常利益も同46・8%増の1億5000万円を確保した。期の終盤にオープン(8月23日)した「美幌店」の売上高は、オープンから9月末までの1ヵ月強で約4000万円だった。

 なお、同社の直近11月度の売上高は、既存店が前年同月比8・4%増、全店は同13・9%増になった。同社の店舗は5%キャッシュレス還元の適用店舗だが、キャッシュレス比率は21・9%と10月度に比べて1・6ポイント上昇した。


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