イオン北海道、中の島1条8丁目に店舗用地取得

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、札幌市豊平区中の島1条8丁目の約1525坪(5035㎡)の土地を取得した。中の島通に面した北海道科学大学高等学校屋外運動場だった場所で、地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院の隣接地にあたる。(写真は、イオン北海道が取得した旧北海道科学大学高等学校屋外運動場。左の建物が地域医療機能推進機構北海道病院)

 敷地は学校法人北海道尚志学園(現学校法人北海道科学大学)が所有していたが、2019年8月にイオン北海道が取得した。取得費は開示していない。イオン北海道は土地の活用策について「21年度以降の開店を目指して検討を行っている」(広報)としている。

 敷地面積から見て大規模なショッピングセンターではなく、中小型サイズのスーパーと想定される。イオン北海道は20年3月にマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)と合併、新生イオン北海道としてスタートを切る。現在、イオン北海道が手掛けている小型店の「まいばすけっと」よりも大きく、マックスバリュ北海道の食品スーパー「マックスバリュ」よりも小さい新型フォーマットの店舗が想定されるが、「現時点では答えられない」(広報)としている。

 本サイトは、イオン北海道が中の島地区で取得した土地を特定できなかった段階で、学校法人北海道科学大学(札幌市手稲区、前北海道尚志学園)が運営する指定自動車教習所の北海道自動車学校(中の島2条6丁目)も候補地の一つと指摘した。今回明らかになったのは同じ道科学大が所有していた屋外運動場。
 学校法人北海道科学大は、将来的に道科学大学や本部のある手稲区前田への移転する方向のため、同自動車学校用地の有効活用も課題の一つになっている。

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