ツルハ(本社・札幌市東区)は、10月1日の消費増税を前に9月21日から10%割り増し付きの「プレミアム買物券」を販売したが、用意した1万5000セット(7500万円分)が即日完売した。ツルハでは「予想をはるかに超える反響だった」(広報)と驚いている。(写真は、札幌市北区の「ツルハドラッグ麻生店」)

 ツルハが北海道限定で販売したのは、10%の割り増しが付いたツルハ店舗専用のプレミアム買物券。5000円ごとの販売で、5000円で5500円分、1万円で1万1000円分、2万円で2万2000円分の買物券が買えるサービス。商品券の購入は1人2万円まで、現金のみの対応だった。

 ツルハが用意したのは500円券が11枚入った5000円をワンセットにしたもの。1万5000セットを用意したが21日の販売開始から各店舗で売れ切れが続出、24日まで予定していたものの即日完売した。「増税前で人気が出たと思うが、予想をはるかに超える反響だった。お買い求めできなかったお客さまには申し訳なく思っている」(広報)と話している。
 
 買物券が使えるのは10月1日から20年3月31日までとなっている。ツルハでは、増税前の消費喚起策として北海道限定で19日から23日まで、5日間連続でツルハポイントカード提示により買い上げ金額(税込み)の5%割引を実施した。さらに25日から29日までの5日間は、ポイント7倍の北海道限定企画も実施中で増税前の駆け込み需要を一気に呼び込む販促を行っている。



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