コープさっぽろ(本部・札幌市西区)と上磯郡知内町は、スーパーマーケット店舗設置に関する協定を締結した。同町から出店投資に関わる資金支援や町有地提供を受け2019年7月ころに店舗を開設する。また、地元を中心に35人を採用する。コープさっぽろは、今年度から地域政策室を設けて地域との共生を掲げており、今回の店舗設置協定はその一環。D7P_8086(写真は、スーパーマーケット店舗設置に関する協定を締結したコープさっぽろの大見英明理事長=右と知内町の大野幸孝町長。コープさっぽろ提供)

 コープさっぽろは、17年10月に知内町から閉店した旧農協店舗への出店を要請されたものの、建物の老朽化や売り場面積が小さいことなどから採算は見込めないとして一旦は断った経緯がある。

 その後、同町は高齢者対策、買い物難民対策からコープさっぽろ店舗の誘致は必要と判断、各種の支援策を整備してきた。再度の要請を経て8月24日にコープさっぽろ本部で両者による店舗設置に関する協定締結を行った。

 コープさっぽろが店舗を建設するのは、同町字重内13番地19の町有地約984坪(3249㎡)。建物面積は約331坪(1093・59㎡)で、売り場面積は約233坪(約768㎡)。生鮮や惣菜、日用品などコープの小型店舗の品揃えを行うとともに店舗内に交流エリアを設置して地域住民の交流促進や憩いの場とする。また、開店に合わせて町が運行するデマンドバスの待ち合い場所にも利用できるようにする。

 投資額約2億7000万円のうち町は1億7000万円を支援する。土地は町の無償貸与。店舗の年商規模は6億円を予定している。コープさっぽろは、隣接する木古内町に「きこない店」、福島町に「ふくしま店」を展開しており、知内町に店舗を開設することで地域組合員の生活インフラを強化する。

 知内町の人口は18年7月末現在で4412人、世帯数2087。知内ニラ「北の華」やホウレンソウ、水稲、海峡育ち「知内かき」などが特産品。コープさっぽろは、同町で「コープ未来の森基金」による植樹活動やカキの産地研修を実施している。


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