コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、宅配トドック事業の強化を目的に「札幌大谷地センター」を新設する。札幌東地区には現在5センターあるが、大谷地に新センターを設けて増加する宅配需要に応える。20180604_174047(写真は、宅配トドック札幌大谷地センターの新築工事現場)

 札幌大谷地センターの建設場所は、札幌市白石区本通19丁目北。ローソンの物流を担う札幌CDCやデリカ商品を製造していた彩香(現在は北広島市に移転)の工場跡地を利用する。建物工事の設計、監理はスカイ・サイト(札幌市中央区)で施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)。既に4月中旬から工事に入っており9月末に竣工、稼働する。

 コープさっぽろの宅配トドック事業は、2017年度の事業高が840億6900万円で16年度比5・3%増。18年度は888億円と17年度比5%超の成長を見込んでいる。なお、函館地区でも「函館東センター」の新築を計画しており、今年度中に全道34ヵ所のセンター体制を構築する。


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