北海道コカ・コーラボトリング(本社・札幌市清田区)は、増え続けるインバウンド需要に対応、サツドラホールディングス(HD、同・同市北区)傘下のリージョナルマーケティング(同・同)と協働で中国系電子マネー「WeChat Pay」決済サービスが利用できる自動販売機の展開を開始した。IMG_2194(写真は、WeChat Pay対応の自販機)

 北海道1号機となる「WeChat Pay対応自動販売機」は24日から札幌市中央区の「サツドラ狸小路5丁目店」(南3西5)の店頭に設置された。
 この自販機の開発は、WeChat Payなどマルチペイメント決済ゲートウェイシステムを開発するネットスターズ(本社・東京都中央区)の技術サポートを受けて、リージョナルマーケティングと自販機メーカー国内最大手の富士電機(同・同都品川区)が協力して実現、北海道コカ・コーラが北海道第1号機を採用した。

 この自販機で飲料製品を選択すると、決済のためのQRコードが表示されスマートフォンで読み取ってキャッシュレス決済をする仕組み。北海道コカ・コーラでは、この自販機を主要観光エリアでテスト展開、北海道の観光事業を盛り上げていく。



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